日本看護研究学会
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一般社団法人日本看護研究学会
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■第14回一般社団法人日本看護研究学会
九州・沖縄地方会学術集会を終えて

第14回日本看護研究学会九州・沖縄地方会
学術集会会長 土屋 八千代

第14回日本看護研究学会九州・沖縄地方会学術集会は、平成21年11月7日に無事終了することができました。これも会員の皆様のご支援・ご協力のおかげと感謝しております。この場を借りて改めてお礼申し上げますとともに、学術集会のご報告をさせて頂きます。

宮崎での開催は久方ぶりと聞いておりましたので、1人でも多くの方々が参加され、宮崎の良さを再発見していただけるような企画ができればと考え、委員の方々のお知恵をお借り致しました。宮崎は陸の孤島に近く、近隣からの地の利は決して恵まれてはおりませんので、ご参加頂けるのであろうかと心配しておりました。皆様の日頃の行いが功を奏して当日は晴天に恵まれました。宮崎の空と海の紺碧の微妙なバランスの美しさをご紹介できましたことを嬉しく思っております。おかげさまで186名の方々のご参加を頂き、盛大な学術集会となりました。

宮崎は日本発祥の地とも言われています。この地で学術集会を開催するに当たり、メインテーマを「看護の原点−セルフヒーリング」としましたのは、今日の激変する社会情勢の中で医療者自身が“癒し”を求めていること、看護職者自身が癒された状態でなければ看護の質の向上には寄与できないと考えたからです。癒しの根幹は自分自身の持つ力を信じ高めていくこと(Self-healing)であり、それにより健康維持や回復を促すことになり、今やがん患者への代替医療としても注目を集めています。看護職者自身がその能力を活性化させると同時に、患者・家族ケアに還元していくことで看護の質向上・専門性の探究が可能となるでしょう。そのような視点で会長講演ではSelf-healingの考え方とその実際としてストレスマネジメントの一端をご紹介しました。次に“内なる治癒力”の探究法としてがん患者・家族に多大な信頼を得ている『サイモントン療法』の第一人者川畑伸子先生の招聘講演を行い、改めて肯定的な価値観の重要性を認識でき、がんは基本的に「自分の本性へ戻るためのメッセージ」であること、は看護の基本としてとらえることができ、Self-healingに繋がる考えとして多くの方々の関心を深めることができました。

午後からは、一般演題(口演30題、示説27題)の発表と、本部国際活動推進委員会の上鶴重美先生によるセミナー(英文抄録の書き方)及び附属病院看護師や市場での専門家による“癒し”体験コーナー(リンパドレナージ・リフレクソロジー、DVDでサイモントン療法を体感)が同時進行で進められました。委員の配慮で随所に微かな芳香剤の香りが漂い、休憩所では学生によるハーブ茶のもてなしがありました。研究発表会場では熱心な質疑応答が展開されたようですし、体験コーナーでは多くの方々が随分と癒されたお顔でした。今回の開催を通して、企画・実行委員会の方々や学部生・院生の持てる力を実感することができたことが私の学びであり、感謝の気持ちでいっぱいです。

最後になりましたが、ご多忙な中座長をお引き受け頂ました諸先生方、演題提出にご協力頂き遠方よりご参加頂きました方々に深く感謝いたします。また、前日より協力して頂いたボランティアの学生の方々、体験コーナーを担当して頂いた方々、企画・実行委員会の方々、その他集会開催にご支援・ご協力頂いた皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

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