学会からのお知らせ

日本看護研究学会主催から会員の皆様に向けて情報を発信しております。

第94号 (平成26年6月20日発行)

一般社団法人日本看護研究学会 平成26年度第1回理事会 議事録(稿)

日時 平成26年5月11日(日)13:00~15:05
場所 北里大学白金キャンパス 本館4階 役員会議室
出席 良村貞子,中村惠子,叶谷由佳,小板橋喜久代,江守陽子,中木高夫,小西恵美子,黒田裕子,小山眞理子,井上智子,泊 祐子,深井喜代子,新道幸惠,祖父江育子,川本利恵子,山田律子,林みよ子 各理事
金井一薫,道重文子 各監事
塩飽 仁HP担当委員
第41回学術集会 宮腰由紀子集会長
欠席 工藤せい子,高田早苗,鈴木みずえ,近田敬子,宇佐美しおり 各理事
陪席 福田和明(北里大学),(株)ガリレオ 山田淳一氏,海老根潤氏
議長 黒田裕子理事長
書記 林みよ子理事

配布資料

理事長挨拶

 定款第19条の規定にしたがって,本会が成立して開催することが確認され,理事長を議長として会議が開始された。
 次に,新理事体制において議事録作成を依頼する福田氏,事務局移行を依頼する㈱ガリレオから担当者(山田氏・海老根氏)が陪席することが説明され,三氏の挨拶があった。また,会議中に,新規入会申込書と大規模災害支援金のお礼状を回覧すると説明された。
 なお,今回から配布資料にナンバー(報告事項資料は数字,審議事項資料はアルファベット)が付されたと説明された。
 会議開催に先立ち,(株)ガリレオ・山田氏から,会社概要と新事務局体制および管理システムSOLTIの説明があった。これを受けて,塩飽HP担当より,SOLTIの詳細が確認された。第41回学術集会長より,学術集会のサポートはどこまでしてもらえるのかと質問があった。これに対して,演題登録,抄録のエントリーから版下まで作成すること,参加登録全般の支援が可能であると,具体例を挙げて説明が追加された。

報告事項

1. 会員数の動向

総務担当・中村理事より,資料に基づいて,会員数は,平成26年4月1日時点で6,112名,5月8日時点で6,181名であること,会費納入状況は2014年度分まで完納している者が3,306名・約54%であることが説明された。また,発足以来の会員数動向の推移も説明された。

2. 各委員会の平成25年度活動報告

報告事項として特記事項のある委員会のみ活動報告がなされた。

1) 編集委員会

委員長・中木理事より,資料に基づいて,2013年度の学会誌掲載論文数,現在の論文投稿状況が報告された。また,準備を進めてきた投稿および査読システムを社員総会終了後より開始予定であること,投稿者自身が情報を入力し原稿をアップし,その後オンラインで査読が開始されることが説明された。

2) 大規模災害支援事業委員会

委員長代理として,理事長より,資料に基づいて,平成25年度の支援状況と,平成26年度まで寄付を募り,助成を終了することが報告された。

3. 第40回学術集会進捗状況

第40回学術集会・中木集会長より,一般演題の査読が終了し,座長依頼を始めていることが報告された。

4. 第41回学術集会進捗状況

第41回学術集会・宮腰集会長より,平成27年8月22日(土)・23日(日)に広島国際会議場で実施すること,「日本から世界へ 看護,発信!~和と輪と環と話~」をテーマにしていること,招聘講演等のプログラムを検討中であること,参加者1,200名見込みで予算たてをしていることが報告された。

5. 将来構想委員会報告

総務担当・中村理事より,業務委託内容の確認と検討,地方会運営の見直し,現事務所保管文書の処理方法,看保連診療報酬改訂に関するケア技術検討の本学会の方向性,本学会運営に関する今後の方向性について検討した旨が報告された。

6. 看護系学会社会保険連合(看保連)の活動

渉外担当・小板橋理事より,資料に基づいて,看保連の看護技術体系化における本学会の取り組みの経緯と今後の対応,平成26年度社員総会の概要,が報告された。

審議事項

1. 定款および学会賞・奨励賞規程の改正案

 理事長より,事務局移転,理事長任期延長,実際の運営との齟齬があり,定款の改正の必要が出てきたことから,事務所を(株)ガリレオの所在地とする,理事数を25名以内とする,学会賞・奨励賞は社員総会で承認することとする,と変更することとなったと説明された。
 これに対して異議はなく,承認された。

2. 平成25年度事業報告

 総務担当・中村理事より,資料に基づいて,平成25年度事業活動が報告された。
 これに対して異議はなく,承認された。

3. 平成25年度決算報告

 会計担当・叶谷理事より,資料に基づいて,説明された。
 まず,一般会計について説明があった。一般会計貸借対照表のうち,前年度と大きく異なる点として棚卸資産について,学会誌CD化に伴い,紙媒体での印刷費用が大幅に高くなったことが原因であることが説明された。一般会計収支計算書に基づいて収支の概要が説明され,委員会活動の支出が全体に抑えられたこと,学会誌CD化に伴って通信運搬費および印刷製本費が抑えられたことから,ほぼ予算どおりの執行であったと説明があった。
 次に,特別会計について説明があった。奨学会は対象者がいなかったこと,選挙はやり直したが費用は抑えられたこと,第39回学術集会は収支差額ゼロであったこと,災害支援は約40万円の残金であることが説明された。
 これに対して異議はなく,承認された。

4. 平成25年度監査報告

 金井監事より,資料に基づいて,大嶋会計士の会計監査報告が代読された。また,道重監事より,資料に基づいて,平成25年度決算の会計監査の結果が報告され,年会費の未回収への努力勧告がなされた。
 これに対して異議はなく,承認された。

5. 平成26年度事業案

 総務担当・中村理事より,資料に基づいて,平成26年度事業案が説明された。
 これに対して異議はなく,承認された。

6. 平成26年度予算案

会計担当・叶谷理事より,資料に基づいて,収支予算書案が説明された。収入については,入会者の年会費収入分を例年よりも少なく見積もったこと,支出については,事務局移行に伴って現事務局借用費の7月分までの支払いを要すること,コピー機レンタルが平成27年度までの契約であるために費用が発生すること,新事務局委託費が発生することが説明され,これらを踏まえて予算立てしたことが説明された。災害支援は平成26年度まで継続するため,残額がないように予算たてしていることが説明された。
 これに対して,公認会計士の顧問料がなくなっているが,今後はどのようにするのかという質問があり,会計より,大嶋会計事務所と㈱ガリレオの両者の希望により,事務局移行と同時に大嶋会計事務所との顧問契約は解約したこと,弁護士顧問契約費用には会計士費用も含まれていることが説明された。また,事務員の退職金額が少なく功労金を含めてもう少し支払えないかと質問があり,会計より,退職金に対する規程に基づいて理事長を含めて検討したが,その中でももう少し支払いたいと考えていると回答があった。
 このほかに異議はなく,承認された。
 なお,一般会計収支予算書に,誤植があり(管理費支出の奨学会事業/学会賞・奨励賞事業は,福利厚生の間違い),修正してほしいと説明があった。

7. 平成26年度奨学金授与者推薦

奨学会委員長・深井理事より,資料に基づいて,平成26年度奨学会研究の選考経緯が報告され,2名を推薦すること,両者ともに要件を満たしたことから,両者に授与したいと説明があった。
 これに対して異議はなく,承認された。

8.奨励賞推薦について

 奨励賞・学会賞委員長・新道理事より,資料に基づいて,学会賞は該当なし,奨励賞3名を推薦すると説明があった。
 これに対して異議はなく,承認された。

9.新理事候補者

 理事長より,資料に基づいて,新理事体制について説明があった。
 これに対して異議はなく,承認された。

10.奨学会研究発表者発表延期

 奨学会委員長・深井理事より,資料に基づいて,発表予定者の山下氏より,体調不良によって1年間の発表猶予を希望する旨の依頼があり,委員会として承認したい旨の説明があった。
 これに対して異議はなく,承認された。

11.第43回(平成29年度)学術集会会長

 理事長より,第43回学術集会長として,山口桂子先生に依頼したい旨の説明があった。
 これに対して異議はなく,承認された。

12.名誉会員の推薦

 理事長より,名誉会員推薦内規に基づいて,大串靖子先生,近田敬子先生を推薦したい旨の説明があった。
 これに対して異議はなく,承認された。

13.研究倫理審査委員会規程案

 研究倫理委員長・江守理事より,研究倫理審査委員会規程検討の経緯が説明された上で,今回の主な修正案として,必ずしも法律の専門家に依頼することが難しいことに加え,弁護士が研究倫理に精通しているわけではないと考え,「大学または研究機関等の研究倫理審査委員会に所属した経歴を持ち,審査委員の経験のある者」と変更したこと,倫理委員を18歳から75歳という規定を追加したこと,種々の手続きに費用を要すること15,000円を徴収してはどうかと考えたことが説明された。
 これに対して,「同意書」というよりも,「承諾書」の方が妥当ではないかという意見が出され,委員長も承諾した。このほかに異議はなく,一部修正するとして承認された。

14.理事長推薦理事

 理事長より,定款13条に基づき,理事長推薦理事として,新理事体制では,叶谷現会計担当理事と塩飽現ホームページ担当者を指名したい旨の説明があった。
 これに対して異議はなく,承認された。

15.理事会推薦監事候補者

 理事長より,理事選出規程第9条に基づき,新評議員のうち,松田たみ子新評議員を推薦したいと説明された。
 これに対して異議はなく,承認された。なお,万一ご本人に承諾いただけない場合は,再審議すると追加説明された。

16.地方会運営細則案

 総務担当・中村理事より,これまで各地方会に任せてそれぞれに運営してきたものを一本化することを目指して規程を設けたい旨の説明があった上で,資料に基づいて概要が説明された。資料について,タイトルは「地方会運営細則」を「地方会施行細則」,附則の「看護学部生」を「看護学生」と修正することが追加された。
 これに対して,地方会の会計は毎年ゼロにするのかという質問があり,中村理事から学会の傘下にあることを考えるとすべてを返還してもらいたいと考えていると回答した。これに対して,会員数が少ない場合は翌年度の活動に影響が出る可能性があると指摘があった。これを受けて,中村理事より,地方会運営を円滑にし,活動を活発化するための規程とできるような意見を頂戴したいと依頼があった。また,中村理事より,赤字になった場合の補填について常任理事会でも意見があったが,この規程を設けるとなれば予算案から本会が関与し,赤字補填をすることも検討したいと説明があった。
 また,中村理事より,実際の運営を考えると,第7条を地方会学術集会としているが,「地方会学術集会等」と修正し,活動しやすいように修正したいと説明があった。
 このほかに異議はなく,一部修正するとして承認された。

17.各種文書の取り扱い方法

 理事長より,これまで学会開設以来40年にわたる文書が多く保管されているために,事務局を閉じることも関連して,これらをどのように処理するかを検討したと趣旨が説明された。続いて,総務担当・中村理事より,一般社団法人および一般財団法人に関する法律に基づいて,本文書取り扱いに関する申し合わせ案を検討した旨の説明があった上で,処理概要が説明された。
 これに対して,「文書」となると「電子データ」は含まれるのか,電子データは保管する必要があるのではないかと質問があり,中村理事からは電子データもすべて含むと解釈していると説明された。これを受けて,今後本学会の歴史をたどる必要があった場合にはPDFなど何らかの手がかりが必要ではないかという意見があり,学会誌にはすべて議事録も保管されているために,歴史をたどる手がかりは得られるという回答があった。
 このほかに異議はなく,一部修正するとして承認された。

18.新旧理事会開催準備

 理事長より,新旧理事会および社員総会の開催予定が確認された。
 5月18日 10時から11時 新理事会
      11時から12時 新旧理事会
       任期2014までの理事・監事は11時30分から出席
      13時から16時 定時社員総会
 なお,資料Rのうち,任期2014年の委員名は,誤植があるため削除することとなった。

一般社団法人日本看護研究学会 平成26年度第2回(新・旧)理事会 議事録(稿)

日時 平成26年5月18日(日)10:00~11:15
場所 北里大学白金キャンパス・薬学部1号館2階・1202講義室
出席 黒田裕子,中村惠子,良村貞子,叶谷由佳,江守陽子,工藤せい子,小西惠美子,泊 祐子,小山眞理子,鈴木みずえ,井上智子,近田敬子,新道幸恵,祖父江育子,中木高夫 各理事
青山ヒフミ,荒木田美香子,石井範子,川口孝泰,塩飽 仁,岩本幹子,中西純子,法橋尚宏,本田彰子,前田ひとみ,村嶋幸代 各理事
金井一薫,道重文子 各監事
欠席 小板橋喜久代,高田早苗,深井喜代子,宇佐美しおり,川本利恵子,山田律子,林みよ子 理事
議長 黒田裕子理事長
陪席 宮腰由紀子(第41回学術集会長)
陪席・書記 福田和明(北里大学)

配布資料

理事長挨拶

 定款第22条の規定にしたがって,理事長より開催の挨拶のあと,理事長を議長として会議が開始された。
 会議開催に先立ち,理事長より,本日の理事会ならびに社員総会においては,本学会開設以来長年にわたり事務業務を担ってきた事務局を平成26年6月末までに閉じ,新事務局業務を(株)ガリレオ社に移行すること,新旧の理事の交代があること,Webによる査読システムを導入予定であることから,大きな変化の時期を迎えていると説明があった。
 まず,議事の冒頭で新理事(任期:2014年~2018年)および旧理事の自己紹介があった。
 理事長より,本日の社員総会は86名の社員の出席を予定しており,定款第27条の規定にしたがって,社員総会は成立する見込みであることの確認があり,議事録作成は谷津裕子氏と藤井徹也氏に依頼したと説明があった。

報告事項

1. 会員数の動向について(配布資料2の3~4頁)

総務担当・中村理事より,資料に基づき,会員数の動向について報告があった。

2. 各委員会 平成25年度活動実績報告および平成26年度活動計画について

委員会報告

1) 電子査読システム導入について(配布資料2の86~110頁)

 編集委員長・中木理事より,実施が遅れているが社員総会終了後より実施予定であること,HPの投稿ページからログインしてもらい,投稿者が自分で投稿者情報を入力しWORDあるいはPDFで論文をアップしてもらうという投稿方法となること,その後の事務手続きや査読もマニュアルに従って簡単に進めることができることが説明された。

2) 奨励賞受賞論文の推薦について(配布資料2の63頁)

 学会賞・奨励賞委員長 新道理事より,学会賞はなし,奨励賞3名を推薦されたと報告があった。

3. 第40回学術集会について

 第40回学術集会・中木高夫集会長より,平成26年8月23日(土)・24日(日)に奈良県文化会館において開催すること,学術集会の進捗状況について報告があり,多くの方々の参加をお願いしたいと説明 があった。

4. 第41回学術集会について

 広島大学の宮腰由紀子氏(第41回学術集会長)より挨拶があり,平成27年8月22日(土)・23日(日)に広島国際会議場において,「日本から世界へ看護,発信!~和と輪と環と話~」をテーマに開催すること,参加者は1,200名を見込み,1,900万円の予算立てをしていると報告があった。

5. 各種文書の取り扱いに関する申し合わせ事項(案)について(配布資料6)

 理事長より,これまで学会開設以来40年にわたる文書が多く保管されているために,事務局を閉じることも関連して,これらをどのように処理するかを検討したと主旨が説明された。続いて,総務担当・中村理事より,一般社団法人および一般財団法人に関する法律に基づいて,本文書取り扱いに関する申し合わせ案を検討した旨の説明があった上で,処理概要が説明された。

6. その他(配布資料2の13~15頁)

1) 日本学術会議について
2) 日本看護系学会協議会の活動について
3) 看護系学会社会保険連合(看保連)の活動について

渉外担当・泊理事より,資料に基づき,上記内容について報告があった。

審議事項

1. 平成25年度事業報告(配布資料2の28頁)

 総務担当・中村理事より,資料に基づき,平成25年度事業活動について報告された。これに対して異議はなく,承認された。

2. 平成25年度一般・特別会計決算報告(配布資料2の29~60頁)
1) 会計報告(一般・特別)

 会計担当・叶谷理事より,資料に基づいて説明があった。  まず,一般会計について説明があった。一般会計貸借対照表のうち,前年度と大きく異なる点として棚卸資産があり,学会誌CD化に伴い紙媒体での印刷費用が大幅に高くなったことが原因であると説明があった。一般会計収支計算書に基づいて収支の概要が説明され,委員会活動の支出が全体に抑えられたこと,学会誌CD化に伴って通信運搬費および印刷製本費が抑えられたことから,ほぼ予算どおりの執行であったと説明があった。
 次に,特別会計について説明があった。奨学会は対象者がいなかったこと,選挙はやり直しをしたが費用は抑えられたこと,第39回学術集会は収支差額ゼロであったこと,災害支援は40万円の残金であることの説明があった。
 これに対し異議はなく,承認された。

2) 会計監査報告(配布資料2の62頁)

 金井監事より,資料に基づいて平成25年度決算の会計監査の結果が報告され,年会費の未収会費の会費徴収の努力勧告がなされた。これに対し異議はなく,承認された。

3) 監査報告(配布資料2の61頁)

 金井監事より,資料に基づいて,大嶋公認会計士の会計監査報告書が代読された。これに対し異議はなく,承認された。

3. 定款・規程改正案について

 理事長より,定款については,法人事務局の所在と理事数の変更,学会賞・奨励賞の会員総会承認の削除,それに伴う附則の追記,学会賞・奨励賞規程の承認を会員総会から社員総会へ変更,の説明があった。これに対し異議なく,承認された。

4. 新役員役割分担について(資料3)
1) 理事長指名理事

 理事長より,新理事体制から指名理事として,叶谷由佳・現会計担当理事と塩飽 仁・ホームページ担当者を指名したいと説明があった。これに対し異議なく,承認された。

2) 監事(任期2018年まで)理事会推薦(社員総会にて信任決議)

 理事長より,新理事体制における監事として松田たみ子・新評議員が理事会にて推薦されたと説明があった。これに対し異議なく,承認された。

3) その他の新役員役割分担

 新役員の役割分担について検討し,下記のように決定し,異議なく承認された。なお,理事長より,本日の社員総会で承認された後,事務局より委嘱状を発行すること,理事長・副理事長・渉外担当理事・総務担当理事・監事・各委員長は常任理事会構成メンバーである旨の説明があった。
 川口 孝泰氏:副理事長・渉外担当理事(長),将来構想検討委員
 本田 彰子氏:総務担当理事
 岩本 幹子氏:会計担当理事
 中西 純子氏:編集委員
 法橋 尚宏氏:編集委員・委員長
 荒木田美香子氏,村嶋 幸代氏,石井 範子氏:奨学会委員,学会賞・奨励賞委員
 青山ヒフミ氏:研究倫理委員
 前田ひとみ氏:国際活動推進委員・委員長
 上記委員長のほか,会計担当責任者に鈴木みずえ理事,奨学会委員会委員長に祖父江育子理事,学会賞・奨励賞委員会委員長に工藤せい子理事,研究倫理委員会委員長に江守陽子理事,医療技術評価ワーキング委員会委員長に黒田理事長,と決定した。

5. 事務局業務委託について

 理事長より,平成26年6月末をもって学会事務局業務を(株)ガリレオ社に委託し,事務局の所在地が現在の千葉市から東京・巣鴨に移転する旨の説明があった。また,事務局業務移行に伴い,7月初旬から会員管理システムを導入予定であるが,会員番号およびパスワードを新たに発行し,会員全員へ配送予定であると説明があった。

6. 平成26年度事業案について(配布資料2の75頁)

 総務担当・中村理事より,資料に基づいて,平成26年度事業案が説明された。これに対し異議なく,承認された。

7. 平成26年度予算案について(配布資料2の76~81頁)

 会計担当・叶谷理事より,資料に基づき,収支予算案の説明があった。
 収入については,入会者の年会費収入分を例年より少なく見積もったこと,支出については,事務局移行に伴い現事務局借用費の7月分までの支払いを要すること,コピー機レンタルが平成27年度までの契約であるために費用が発生すること,新事務局委託費が発生することが説明され,これらを踏まえて予算立てしたことが説明された。災害支援は平成26年度まで継続されるため,残額がないように予算立てをしていると説明があった。
 これに対して異議なく,承認された。

8. 平成26年度奨学会研究助成について

 奨学会委員長の深井理事の代理として,奨学会,学会賞・奨励賞委員である良村理事より,資料に基づき,平成26年度奨学会研究の選考経緯が報告され,2名を推薦し,両者ともに要件を満たしたことから,両者に授与したいと説明があった。これに対し異議はなく,承認された。

9. 奨学金授与者の発表延期願いについて

 奨学会委員長の深井理事の代理として,良村理事より,発表予定者の山下氏より体調不良にて1年間の発表猶予を希望する旨の依頼があったと説明があり,これに対し異議なく,承認された。

10. 第43回学術集会会長について(配布資料2の85頁)

 理事長より,第43回学術集会の集会長として長く学会に貢献され前理事長である山口桂子氏に打診したところ,ご本人より快諾いただけたため,理事会で審議いただく旨の説明があった。
 これに対し異議なく,承認された。

11. 名誉会員推薦について(配布資料2の83~84頁)

 理事長より,名誉会員として,大串靖子氏と近田敬子氏を推薦したい旨の説明があり,これに対し異議なく,承認された。

12. 地方会施行細則(案)について(配布資料5,配布資料2の116頁)

 総務担当・中村理事より,定款第9章に「地方会」の規定はあるが細則がなかったため,社団法人化を受けて地方会施行細則を作成した旨の説明があった。
 「会計」は地方会も含めるのではないか,地方会の収益金の取り扱いは社団法人として問題はないのかと質問があったが,公認会計士に相談した結果,地方会事業活動に伴う収益金は本会の会計とは異なるため,各地方会で会計監査を実施すれば問題がないと指導を受けた旨の回答があった。
 会計担当・叶谷理事より,元々地方会に対しては本会より資金を「補助する」という位置づけであり,補助金については収支ゼロにして本会に返還する処理が望ましいと公認会計士の指導を受けたと説明があった。
 すでに終了した地方会の昨年度会計決算の再報告の必要性の有無に関する質問に対し,会計担当・叶谷理事より,本会からの補助金の残金状況のみを本会会計担当者に報告してほしいと回答があった。
 このほかに異議はなく,承認された。

13. その他
1)大規模災害支援金お礼状(回覧)

 大規模災害支援金に対するお礼状について回覧がなされた。

次回理事会

次回理事会(予定)
日  時:平成26年10月25日(土)13時~16時
場  所:北里大学 白金キャンパス 本館2階大会議室

一般社団法人日本看護研究学会 平成26年度定時社員総会 会議録

日時 平成26年5月18日(日)13:00~15:00
場所 北里大学白金キャンパス 薬学部1号館 2階1202講義室

社員(評議員)161名のうち,出席89名,欠席委任状49名で,定款第27条により本会は成立することが確認された。

議  長:黒田裕子理事長

書記の任命

会議の開始に伴い,理事会から推薦された書記が拍手で承認された。
書記:藤井徹也(聖隷クリストファー大学)、谷津裕子(日本赤十字看護大学)

報告事項

1. 会員数の動向について(中村惠子副理事長)社員総会資料3~4頁

 社員総会資料に沿って,平成26年4月1日現在,会員総数6,112名(名誉会員12名,評議員115名,一般会員5,985名)であること,平成25年度会費が8,000円に変更になったこと,会費回収率が96.04%であったことが報告された。また,平成25年度新入会者が474名,退会者が322名あったことが報告された。

2. 第3回評議員・役員選挙(2013年)について(黒田裕子理事長)社員総会資料5~9頁

 社員総会資料に沿って,第3回評議員・役員選挙の結果が報告された。

3. 各委員会平成25年度活動実施報告および平成26年度活動計画について
1) 編集委員会報告(中木高夫理事)社員総会資料10~11頁

以上のことが社員総会資料に沿って報告された。

2) 将来構想委員会について(中村惠子副理事長)社員総会資料129頁

 規程の整備,事務局の移転,業務内容の整理,業務依頼業者の選定(委託業者:ガリレオ)を実施したことが報告された。

3) ホームページの管理について(塩飽 仁理事)

 ホームページの管理の管理状況,地方会へのサポートについて報告がされた。

4) 大規模災害支援事業について(中村惠子副理事長)社員総会資料12頁
4. 第40回学術集会について(中木高夫学術集会長)

 2014年8月22日~23日に奈良県立文化会館で開催予定であることと,進捗状況が報告された。

5. 第41回学術集会について(宮腰由紀子学術集会長)

 2015年8月22日~23日に広島国際会議場で開催予定。テーマ「日本から世界へ看護を発信」であることが報告された。

6. その他
1) 日本学術会議について(報告なし)
2) 日本看護系学会協議会の活動(泊 祐子理事)社員総会資料13頁

 社員総会資料に沿って,「看護師特定行為への対応」の看護系学会を対象とした意見募集と説明会について報告された。

3) 看護系学会等社会保険連合会(看保連)の活動について(泊 祐子理事)社員総会資料13~15頁

 以上のことが社員総会資料に沿って報告された。

4) 地方会について

・北海道地方会(良村貞子理事)社員総会資料16~17頁

 総会:平成25年6月15日,学術集会:平成25年6月15日(辻 恵子学術集会長),地方会ニュースレターの発行,決算報告が報告された。

・東海地方会(鈴木みずえ理事)社員総会資料18~19頁

 学術集会:平成26年3月15日(岡田由香学術集会長),総会の開催,セミナー開催,ニュースレターの発行,世話人会開催(2回),会計報告が報告された。

・近畿・北陸地方会社員総会資料20~21頁

 セミナー開催(第17回・18回),ホームページ,ニュースレターの発行,地方会活性化に関するアンケート調査の実施,総会の開催,学術集会:平成26年3月1日(中木高夫学術集会長),会計報告が報告された。

・中国・四国地方会(大森美津子評議員)社員総会資料22~23頁

 学術集会:平成26年3月9日(中西純子学術集会長),総会の開催,委員会活動,会計報告が報告された。

・九州・沖縄地方会(東サトエ評議員)社員総会資料24~25頁

 会員数888名,地方会ニュースレターの発行,ホームページの更新,役員会の開催,学術集会:平成25年11月2日(小湊博美学術集会長),助成金の授与,会計報告が報告された。
 報告事項について,質疑なし。

審議事項

1. 定款・規程改正案(黒田裕子理事長)社員総会資料27頁

 社員総会資料に沿って,定款改正案,規程改正案および学会賞・奨励賞規定(程)の改正案について説明された。
 上記について異議なく,挙手をもって賛成多数で承認された。

2. 平成25年度事業報告(中村惠子副理事長)社員総会資料28頁

 社員総会資料に沿って,平成25年度の事業報告が成された。
 上記について異議なく,挙手をもって賛成多数で承認された。

3. 平成25年度決算報告(叶谷由佳理事)社員総会資料29~60頁

 社員総会資料に沿って,平成25年度決算報告が説明された。
 上記について異議なく,挙手をもって賛成多数で承認された。

4. 平成25年度監査報告(金井一薫監事)社員総会資料61~62頁

 社員総会資料の下記報告書に沿って,監査報告が行なわれた。
・監査報告書
・会計監査報告書
 上記について異議なく,挙手をもって賛成多数で承認された。

5. 奨励賞推薦について(新道幸恵理事)社員総会資料63~69頁

 学会賞・奨励賞委員会より,奨励賞候補者3名がその推薦理由とともに紹介された。
・学会賞候補者 該当者なし
・奨励賞候補者
  竹内 陽子氏 第35巻4号掲載論文
  永田  明氏 第35巻5号掲載論文
  今井多樹子氏 第36巻1号掲載論文
 上記について異議なく,挙手をもって賛成多数で承認された。

6. 新理事候補者について(黒田裕子理事長)社員総会資料70頁

 社員総会資料に沿って,新理事候補者が紹介された。任期は2014年(平成26年)定時社員総会~2018年(平成30年)定時社員総会までである。
 上記について異議なく,挙手をもって賛成多数で承認された。

7. 理事長推薦理事について(黒田裕子理事長)社員総会資料71頁

 定款第5章第13条役員の選任2.理事長推薦理事に定められた推薦理事候補者として,以下2名が紹介された。任期は2016年(平成28年)定時社員総会までである。
・塩飽 仁先生(渉外広報ホームページ担当理事)
・叶谷由佳先生(会計担当理事)
 上記について異議なく,挙手をもって賛成多数で承認された。

8. 監事について(黒田裕子理事長)社員総会資料71頁

 新監事として,以下1名が推薦された。任期は2014年(平成26年)定時社員総会~2018年(平成30年度)定時社員総会までである。
・松田たみ子先生 社員(評議員)
 上記について異議なく,挙手をもって賛成多数で承認された。

9. 研究倫理審査委員会規程案について(江守陽子理事)社員総会資料72~74頁

 学会員の研究活動を支援・促進する目的で本学会に研究倫理審査委員会を設置すべく検討を進めてきた旨の説明があり,社員総会資料に沿って当委員会規程案の説明が行なわれた。
 上記について異議なく,挙手をもって賛成多数で承認された。

10. 将来構想委員会提案:地方会施行細則案について(中村惠子理事)

当日配布資料:一般社団法人日本看護研究学会・地方会施行細則(案)
 一般社団法人化に伴い地方会施行細則の整理が必要となり,定款第32条第4項の規定に基づき本案が作成された旨が説明された。
 上記について異議なく,挙手をもって賛成多数で承認された。

11. その他

 なし

理事会報告

1. 平成26年度事業案について(中村恵子副理事長)社員総会資料75頁

 社員総会資料に沿って,平成26年度事業計画が説明された。大規模災害支援事業の運営は,平成26年度迄継続する。

2. 平成26年度予算案について(叶谷由佳理事)社員総会資料76~81頁

 社員総会資料に沿って,平成26年度予算案が説明された。
 平成25年度の会計を基に予算立てした。収入については,平成25年度入会者数が少なかったことを基に予算立てした。支出については,消費税3%増を考慮した。災害支援事業特別会計は,平成26年度末で一旦閉じることとする。

3. 奨学会研究費授与について(祖父江育子理事)社員総会資料82頁

 社員総会資料に沿って,応募のあった2名に授与が決定したと説明された。

4. 名誉会員の推薦について(黒田裕子理事長)社員総会資料83~84頁

 社員総会資料に沿って,推薦内規の説明後,大串靖子氏,近田敬子氏の推薦がされた。
 拍手で承認され,今年度会員総会で承認を受ける。

5.平成43回(平成29年)学術集会会長推薦について(黒田裕子理事長)社員総会資料85頁

 山口桂子氏が推薦され,拍手で承認された。今年度会員総会で承認を受ける。

6.各種文章取扱いに関する申し合わせ事項(案)について(中村恵子副理事長)

 以上について,説明された。

 宮腰由紀子第41回学術集会会長より,学会発足の初期のデータをデジタル化し保存する案が出され,可能なかぎり,デジタル化することとなった。

 大森評議員から,地方会の役員の選挙に費用がかかることについて,本会からの補助の有無について問われた。黒田理事長から,現在の金額は変更できないため,選挙方法を工夫して行うように回答がなされた。

7. 事務局事業移転について(黒田裕子理事長)

 事務局業務について,6月末をもって委託業者のガリレオに移行する。

8. その他
1) 大規模災害支援金お礼状について(黒田裕子理事長)

 お礼状を回覧することが説明された。

2) 電子投稿者用マニュアルについて(中木高夫理事)社員総会資料86~110頁

 社員総会資料に沿って,説明がされた。

3) その他(黒田裕子理事長)